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2025.05.7
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文化財的価値の保存と交流拡大につながる機能を両立し、地域の賑わいを創出 「旧高岡共立銀行 利活用事業」市有財産の売買契約を締結

  • 2024年11月、「旧高岡共立銀行 利活用推進」の公募型プロポーザルにより、当社が優先交渉権者に決定
  • 同行の歴史的背景や意匠を継承した耐震補強・改修および宿泊機能などを増設し、建物の一体的な利活用を計画
  • 高岡に古くから息づく「クラフト・工芸」をテーマに、高岡市での周遊行動・滞在時間の拡大を図り、新たな賑わい創出を目指す

ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)を代表とするコンソーシアムは、富山県高岡市が実施した公募型プロポーザル方式による「旧高岡共立銀行 利活用推進(以下、本事業)」において、優先交渉権者に選定され、2025年1月31日に高岡市と基本協定を締結いたしました。そしてこのたび、2025年4月25日付で、土地および建物に関する市有財産売買契約を締結しましたので、お知らせいたします。

「旧高岡共立銀行(以下、同行)」は、山町筋伝統的建造物群保存地区に位置する大正期の本格的な洋風建築です。赤煉瓦や白御影石、緑青銅板葺屋根などによる外観意匠が特徴的な建物で、太平洋戦争中の空襲を免れたことから、富山県内に現存する唯一の近代化産業遺産として、その歴史的価値が高く評価されています。また、大正から令和にかけて、北陸地方を代表する銀行として地域経済を支え続け、現在も地域のシンボルとして広く親しまれています。

高岡市はこの貴重な赤煉瓦建物の有効活用を目指し、2022年3月に「旧高岡共立銀行保存活用計画」を策定。これに基づき、2024年7月から11月にかけて実施された本事業の公募型プロポーザルにおいて、当社を代表事業者とし、株式会社温故知新(代表取締役 松山知樹)、株式会社浜田晶則建築設計事務所(代表取締役 浜田晶則)を構成事業者とするコンソーシアムが優先交渉権者に決定。基本協定の締結を経て、今回の契約締結に至りました。

本事業では、同行の文化財的価値に配慮し、その歴史的背景や意匠を尊重したうえで、耐震補強および改修を実施。1階にレストラン、2・3階に宿泊施設を整備し、隣接地に宿泊機能を増築することで、建物全体を一体的に活用する計画です。2028年の開業を目指し、歴史的建築と現代の機能を融合させた新たな交流・滞在拠点づくりを進めてまいります。

ミサワホームは今後も高岡市と連携し、地域の象徴である「旧高岡共立銀行」の文化財的価値を次世代に継承するとともに、多くの来訪者を迎える新たな拠点づくりを通じて、地域の賑わい創出に貢献してまいります。

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